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2007年5月 4日 (金)

前時代的な組織不要論

まあ、これは高野連のことですが。

下らない!下らな過ぎる!

そして、悪意的だといってもいい。

私は以前から、プロ野球オーナー会議と高野連は「百害あって一利なし」と公言し続けてきた人間なんですが、今回の問題は、呆れ果てて笑いが出てくるほど。

ふざけるなと。高校野球を潰す気かと。

そして、ひいては、日本の野球を絶滅させる第一歩だと思う。

そもそも私は特待生制度というもののどこが悪いのか、全く理解できない。

様々な分野でその才能を認められた人間が、より良い環境で自分の才能を磨くことに何の問題があろう、そして、それを他人に非難される謂れがあるのだろうか。

日本人は、誤ったアマチュア精神をいい加減捨てるべきだ。

日本人がこれまで理想としてきたアマチュア精神など、単なる精神論に過ぎない。それが世界の舞台において、人材と資金をかけて育成された海外のアスリートによって、敗れ去るのをどれだけ目撃させられただろうか。

敗れた人たちの多くは、世界の舞台において、完全に能力的に劣っていた訳ではない。環境が劣悪に過ぎただけである。資金などは限られ、援助もほぼ皆無。それでいて、世界で結果は求められる。そのような状態に耐えられるアスリートは、極一部であり、多くの人は競技生活を断念していく。

ただし、野球というスポーツだけは状況は異なっていた。高校野球とプロ野球の興行的な成功によって、圧倒的な資金と人材を抱えて、多くの問題を内包しつつも、ここまで日本のナンバーワンスポーツとして繁栄してきた。

それもどうやら限界に来ているように思う。それはサッカーによる追い上げや趣味の多様化による野球離れといった現象から来るというよりも、日本の野球界の制度的な限界に拠るところが大きいように思えてならない。

今回の特待生制度についての態度に象徴される高野連の独善的で高圧的なやり口。

プロ野球における無軌道な球団オーナーや親会社による自分勝手な振る舞い。

これらは全て、現役の高校生、野球選手にその責任を押し付ける形で、幕引きされる。

そうやって踏みにじられた人々はこれまでの歴史上、数限りない。もういい加減にすべきだ。

これらの日本野球に寄生し、蝕み続ける組織は解体すべきだ。

私学の関係者の皆さん(私学でなくても良いと思うけど)。私はいっその事、全ての私学が高野連から脱退し、新たな組織でも結成した方がいいのではないか、とさえ思う。

高野連の開催する甲子園大会にはでません、と。そして、新たに組織した団体において、新しい大会を創設したら良い。これまで高校野球に絡めなかった読売や産経でも抱き込めば、一気に進展するように思う。

この組織は、選手の育成、野球の振興を第一の目的として、運営されれば、特待生であろうと、越境入学であろうと問題はなし。とでもすれば、選手は家の経済状況に関わらず、自分にとっていい環境を選択でき、また、高校も才能のある選手を集め、適切に育成することで高校の価値を高めることが出来る。

選手にとっても、高校にとっても、ゲシュタポばりの、あるいはやくざまがいの高野連の判断に戦々恐々とする日々を送るよりも、よっぽど健全な高校生を育成できると思うのですが。

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そして、この一連の流れで、私がもう1つ気に入らないのが、OBの存在である。

先年のプロ野球ストライキの問題でも、今回の特待生制度に関する高野連の暴走問題においても、それぞれのOB連中は、反応が極めて鈍く、そして、歯切れが悪い。

お前達は何をしてる!

これまで、その恩恵に預かってきたのではなかったか!

偉そうに先輩面をして、後輩連中を指導、使役してきたのではなかったか!

それをこのような重大な問題のときは、見てみぬ振りか!

伝統が聞いて呆れる。

現役の選手達よ。このような全く頼りにならない人間達は、無視して、頑張って欲しい。

日本の野球を作っていくのは、他でもないあなた達です。

あなた達の通った後に新たな日本野球の道が出来ます。

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