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2008年6月26日 (木)

宝塚を前に思うこと

今週末は、もう宝塚記念なんですねえ。早いものです。

新馬戦も始まりましたが、私の馬券は闇の中、orz

それはさて置き。

この時期になると、ちらほらと聞こえてくる言葉があります。

「宝塚の結果次第で、海外遠征も視野に入れている」

聞き飽きた。

私は、この言葉を聴くと、海外に遠征しないフラグが立ったと判断します。

発言自体は至極まっとうな物です。

ただ、ここで発せられる言葉の意味としては、「宝塚で勝たないと行かない」という意味です。

何が悪いんだという向きもあるでしょう。

しかし、これは馬を馬鹿にした、もしくは、正確に実力を見極めた上での決断ではないということの証です。

勿論、遠征費用の捻出という側面も大きいでしょうが、そういういやらしい(しかし、切実ですが)理由は言いませんね。はっきりお金が無いと言ってくれれば、それはそれで、納得する部分もあるのですが。(逆に、失うものもあるでしょうが)

私は、近年の日本競馬のレベルを、競馬関係者が一番低く見積もっているのでないか、と思っている人間ですので、いつも思うのですが、

宝塚記念を勝てない馬は遠征する資格が無いのか

ってことです。仮にも日本のG1です。それほど簡単に勝てるレースではないはずです。

しかも、レースには多くの不確定要素が加わります。強い馬でも負けてしまうことがあるでしょう。相手が強ければ、負ける可能性は大きくなります。にも拘らず、勝てば遠征、負ければ国内専念って、どういう基準なんでしょう。

競馬ゲームや競馬漫画ではありません。

勝たなければ、遠征の選択肢が出現しない訳ではない。日本のチャンピオンにならなければ遠征してはいけないなんて誰が言いました?

現に、これまでも日本ではチャンピオンでもない競走馬の遠征はそれなりにあったと思うのですが、どうして前述の表現となるのか。見る度に暗澹たる思いになります。

結局、G1を勝った、だから遠征とか単純な考えなんですよね?

まあ、どっかの調教師のように、「リスクが大きい割りに賞金が安い海外に行くなんて、意味が無い」とか、日本のトップにいた人間とは思えない発言をする馬鹿よりは、ましでしょうが。

そもそも日本の競馬関係者は、世界の競馬界の中での、日本競馬の位置を把握していません。世界一というほどではありませんが、トップクラスであることは間違いない。その中で、トップカテゴリーである重賞レベルの馬、特に、G1勝馬は勿論、G1入着馬から別定G2勝馬程度であれば、海外に遠征できるレベルにあると思います。

つまり、極端な話、宝塚記念で勝ち負け出来ると判断される馬であれば、遠征は問題ないということですね。極端な話、ですが。

今年で言えば、メイショウサムソンとロックドゥカンブですか。

この2頭が挑戦しようとしているレースは、流石に、ヨーロッパの最高峰のレースではありますが、それぞれ自分達の馬に自信があるなら、勝ったら、とか、好勝負したら、などという言い訳をせずに、挑戦して欲しいのです。

逆に、そのつもりが無いのなら、最初から思わせぶりな発言は謹んで欲しい、というのが正直なところです。

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