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2008年11月19日 (水)

クラシック開放!

11月18日、JRAは、2009年以降の競馬番組やシステムを発表した。

先に、発表されていた「本邦外居住者の馬主登録」についても正式に発表されたが、それ以上に重要な決定は、やはり、クラシック競走の来年以降の二年間での完全開放であろうと思う。

そもそも、パートⅠ国入りが決定した時点で、これは規定路線であったし、個人的には、これでも遅いとすら、感じてはいます。とは言え、スタートしないことには、話は始まりません。今回の発表に関しては、概ね歓迎できるものだったので、安心しているところ。まだ、詳しい要項は発表されていないので、何とも言えない部分は残りますが。

ここで、昨年、私がパートⅠ国入りが決定したことについて書いたエントリーを再録しておこうと思う。

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<2007年3月10日>

そもそもタイムリーなんて言葉とは縁遠いHorseplayerですので、今更、こんな話題。

「開放していないGⅠ(クラシック等)のグレード剥奪」

これ私からすると、「いや、初めからそういう事態になるだろうと思いましたけど」という感じ。

ただ、もともとG1って言ったって、評価してるのは日本人だけで、外国人から見れば、これまで一貫して、リスレッドレース(オープン特別相当)扱いだったわけで、海外の競馬関係者にとっては、元からディープはGⅠ2勝馬なので、格下げっていう表現は稚拙です。

日本人的には、今までもこれからもクラシックレースは、心のG1なんですから、違いはありません。

………ただね、まあ、ある意味、その国の競馬体系を象徴するレースをリステッドレースの地位に甘んじさせておいて、何がパートⅠ国か!っていう話ですよ。

こんなもん、パートⅠ国に承認された時点で、想定されうる事態ですよ。私はてっきりその辺も話がついてるのかと思ってたくらいで。

がっかり。

Gが使えないから、CとかJとかどうでもいいけど、そんなこと考えてる暇あったら、開放しなさいよ。そうすれば、何の問題もなく、GⅠでいけるんだから。

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生産者とか何を恐れているのか、分かりませんが、クラシック開放したって、問題が起こるとは思えないんですけどね。

○第一、参戦があるとは思えない。

クラシックはどんな国の競馬でも、象徴的なレースであって、この時期に、他地域のレースに挑戦する意味がない。現状日本が挑戦するだけの価値を世界に示せていないという部分も大きいが。

○第二、日本馬はかなり強い

仮に、参戦があったとして、そうそう簡単に負けるほど、日本馬は弱くありません。欧米のGⅠ級の馬でなければ、勝負にすらなりません。

そして、第一の理由に戻って、そういうGⅠ級の馬は自国のクラシックに向かうことになると思います。

中には、「ゴドルフィンやクールモアなら、4、5番手の馬で、勝ちに来るかも」と思う方もいるかもしれません。鋭い。その可能性はあります。ただ、再三言っているように、海外の競馬関係者にとって、日本のG1はそれほど意味がありません。そのリスクに対して得るものが少ない。彼らにしたところで、ヨーロッパとアメリカで対抗するだけで、手一杯な印象を受けるのですが、どうでしょう?また、最近では、それぞれ自分達の種牡馬しか配合せず、セールでも相手方の血統に関係した馬は購買しない、とかいう馬鹿げた行動で対抗している彼らに、恐れることはないと思っています。

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私は、原則、全ての重賞は開放すべきだと思う人間ですが、具体的には、どの様な形がいいか、考えて見ます。

流石の私も、なんでもかんでも出走させるのがいいとは思いませんので、最大、3、4頭の出走枠を設定し、開放するという形をとるべきだと思っています。世界の競馬と違い、日本では、フルゲートを越える出馬登録が日常茶飯事ですので、ましてや、クラシックともなれば、誰でも出たいと思うレースですから、それに見合った選定方法が求められます。

今現在、競馬界には、クラシフィケーションという便利なものがありますので、これを使うのが、最も手っ取り早いでしょう。

グレードに応じて、出走資格の数値を設定しておき、獲得しているレーティングで出馬投票をするという形。パートⅠ国であれば、それぞれ各国のレイティングが概ね国際レイティングに追認されるので、その数値で判断。それ以外の国であれば、最初はオープン競走やG3といった辺りに出走してもらって、国内でレイティングを獲得してもらった上で、上位の競走に出走する。というステップを踏めば、日本馬同様に、経過を追えるので、海外の競馬を知らないようなファンも、理解できるし、応援も出来るかもしれません。

こうすることで、冷やかし的な馬の登録は防げるし、ある程度のレースの格を維持する役割も果たします。また、先般のゴドルフィンやクールモアといった大勢力の隠し玉的な馬の出走も抑制できるのではないでしょうか?

あと、これは色々な問題もありますが、日本産馬であれば、外国調教馬でも出走を優遇する、という手もあります。外国産であれば上記の出走資格を求められるが、日本産馬に関しては、日本調教馬同様の扱いにする、というものです。

そうすると日本の競馬に参戦しようとする外国の競馬関係者は、日本馬の購買も含めて、考えるようになるのではないでしょうか?この形であれば、海外調教馬でも日本産馬で、しかも、生産者賞は日本の生産者が受け取るのですから、賞金の全くの流出ということは避けられますし。

まあ、色々ありますが、この程度のことは考えてんでしょうねえ。JRA。そんなことも考えずに、パート1国入りではしゃいでたんじゃないですよね?そう願いたいものです。

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これで、問題が全て解決したわけではないし、売り上げ減少、競馬離れ、といった問題や、競馬の質の問題、海外遠征、海外からの遠征の問題etc。問題は山積しています。

後は、JRAのお手並み拝見、といった感じ。

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