2009年11月 3日 (火)

府中(スワンS!!!)→のだめコンサート→府中(天皇賞)

久しぶりに東京遠征を敢行した。
一月の遠征以来となったが、非常に楽しい週末だった。
一貫して○○さんには大変お世話になってしまった。いつもいつも本当に感謝のしようもない。

そもそもは「のだめコンサート」に行こうと思い立ったことに始まる。
上野樹里はスウィングガールズからだから、もう5年か。早いものです。当時、福島だけでなく、米沢のワーナーマイカルに出没し、そこで地元の方々や大阪からの遠征の方などと知り合い、オフ会参加やフラワー長井線にも乗ったし、ホールでの音楽祭、そしてホテル日航東京でのファースト&ラストコンサートと、楽しい日々だった。

そして、のだめ。
ドラマに上野樹里が主演すると知って、第一話を観て本ハマり。
原作全巻即買い。福島での、のだめコンサートにも行ってみた。スペシャルも観たし、ついに映画である。
ここで改めて、のだめコンサートである。終盤に掛けての楽曲を聴いてみたいと思ったクラシック初心者の私だが、そもそものチケットを真面目に入手する気はない。
やはり出来れば、良い席で観たい。ということで、ヤフオク。
それこそスウィングガールズのコンサートの時には、かなり戦ったものだが^^、今回はかなり冷静な構え。
出品状況、落札額の動きを判断すると、あまり競争率は高くなさそうな感じ。流石に、東京国際フォーラムのAホールでは、キャパが大きすぎて、欲しい人には、粗方行き渡っていたのだろう。若干拍子抜けする部分も感じつつ、ビット。1階13列というかなり良いポジションを定価からあまり上がらない価格で確保できた。ゲット屋の皆さんは当てが外れたかな^^。中には、超良席でもビットされないものもあり、他人事ながら楽しい、もとい、可哀相になったものだ。(結局は、1円スタートで、そこそこの値段で落札されたようだけど)

さておき。
まあ、最初から10月31日を想定していたので、じゃ、土曜に東京にいるのであれば、府中に行こうぜ。まだ、行った事無いし。というわけで、前回同様、○○さんに連絡。土曜ならば、それほど混んでいないだろうから、さほどご迷惑にならないかな、という推測だったのだが、チケット確保を悠長に構えてたせいで、連絡が遅く、一度ネット予約で確保していた席をキャンセルさせてしまって、更に、電話予約で早朝に席取りに動いてもらう羽目になってしまった。ごめんなさい。○○さん。

しかも、準備をしていた週中に、「日曜日も如何?」という○○さんからのお誘い。天皇賞当日のゴール板まん前の極上席が一枚浮いてしまったとの事。一も二もなくお願いし、泊まりとなった。

さて、初めて東京競馬場に行くこととなったのだが。
いやあ、デカイ。
しかし、以前に中山を訪れた際の、何時になったらスタンドに辿り着くのだ、という長い長い道のりを覚悟していた私にとって、拍子抜けするくらいに競馬場及びスタンドは近かった。良い。
そして、○○さんと合流した後、原田さんに東京競馬場ツアーをしていただく。恐縮。
やはり日本のフラッグシップの競馬場だけに、全てにおいて、スケールが違った。そして、そのスケールとは裏腹に、動線を考えられた移動のしやすさ(各施設に向かうのに、さほど時間が掛からない)に、唸った。これなら私でも一周するのは簡単。
そして、座席へ。
何と今日も殆どゴール板前。すみません。 
陽気が良くて暑いほどだったが、何と言っても、スワンSを仕留められたので、大満足。
アーリーロブストからの馬券なので、ちょっとは自慢したい^^(こちらは、後程)。でも、馬複のみで、馬単や三連系に繋げられなかったのは私の勝負弱さかorz。ま、馬複で4万なら良しとすべし。今回の遠征費用の補填になった。溶かさないようにしなければ。

ということで、メインで切り上げて、有楽町へ。
しかし、京王線だか都営新宿線だかで人身事故で、遅延ぎみ。勘弁してくれえ。ただでさえ、私鉄系は分かりづらくて、乗り継ぎだって、時間が迫ってるから、結構ピーキーな設定をこなすだけでも緊張してんのに、複雑すぎ。
何とか頭フル回転で、時間通りに会場到着。すげえ俺。

凄い人。箱デカ。ま、先日の出張でも、ここでの講演を観ていたので知ってたけど、今回は1階のそれもかなり前の方。見え方は全然違う。オペラグラスなしでも、表情が分かるほどの近さで、大満足。ま、オケの人の顔はそれほど見えなくてもいいんだけど、多分出てくるであろうゲストの方はちゃんと見たいんでね。
で、案の定、出てきた上野、玉木両主演が登場したときには、ミュージカル観劇用に用意したオペラグラスは大活躍。用意してるのとしてないのでは大違いですよ。この辺り経験値が上がってます。オペラグラスも結構いい値段したけど、元取ってるね。

で、コンサート。
基本的に、映画の宣伝が主な目的なんで、ことあるごとに、映画、映画としつこい感じ。軽部アナも言っててうざくなかったスか。ま、まだ、公開してない映像やら、主演二人の話なんかも結構観れ(聞け)たので、良いんですけどね。コンサート自体は楽しかったんだけど、押しに押して、終わったのは九時。恐らく、ゲストトークが長すぎたんだろうと思うが、それは上野樹里が出てきたらこうなると覚悟すべきではあった。記事なんかでは、インタビューでもネットの記事でも、のだめとしての天然ぶり、という感じで進めていたが、のだめもだが、そもそも上野樹里自体あんなもんだ(爆)。境目などない。

で、九時ですよ。この日は早朝からの出動で、競馬場の時点でも、かなりの眠気に襲われていたし、コンサート中も何度か波は来ていた訳で、この期に及んで、どこかで食事をする気力は残っていなかった。色々教えていただいたのに、○○さん、すみません。

ホテル着。
きれいだが、狭い。まあ、立地が良くて、値段もそれなりでは文句は言えまい。
風呂に入り、明日の検討をしようと思ったが、無理だった。眠かった。

zzzzzzzzzzz。

っが。何時だ。七時半。よしとしよう。準備して、朝の福島の馬券だけ仕込んで出発。
今度は昨日のルートを逆行するだけだから、楽だね。
競馬場で、○○さんと合流。結果確認したら、福島2レース馬単的中。1万5千円。幸先良し。

いや、しかし。
凄い席だ。凄まじく凄い席だ。
○○さんも「もうこんな席取れないですよ」と仰っているくらいだ。
昨日とは違って、風が強く、暑さは感じないが、その代わり、紙が飛ぶ飛ぶ。マークカードやら新聞やら飛びまくり。で、コースの整備の人、走りまくり。ご苦労様です。

天皇賞。
やはり現場で見るG1当日の競馬場は違うものだ。人々の興奮は飛び抜けて高いし、これは一度見ておくべきものだと感じた。それもこの凄まじい席だ。レース自体もスタートから、ゴールまで全て見渡すことが出来る。何も言うことはない。………ま、馬券が当たれば、更に完璧だったんですけどねorz。
結局、福島の当たりの後、がミリ数発のみにて、大ブレーキ。スワンSの的中がなければ、どうなっていたか分からん。恐ろしい。とは言え、被害は最小限に留められただけ良しとすべきかな。

いやしかし、非常に楽しい東京競馬場だった。○○さんには、感謝のしようもない。
そして、また、訪れてみたいものと思えた遠征だった。

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2009年8月24日 (月)

夢(か?)の終わり

えーと、ブエナビスタ。凱旋門賞挑戦断念。
ま、このオチも見えてましたが、その通りになると腹立たしい。

しかし、あいも変わらず、お忙しいことで。
どうして、競馬のプロである彼らは、同じようなことを繰り返すのだろう。
理解に苦しむ。というより、呆れてものも言えない。

「○○の結果次第で遠征」という発言は、遠征しないフラグがたった証拠であると
以前ブログに書いたことがある。
これまで、松博師が散々吹いた挙句に、「勝ったらという条件だった。“勝ちに等しい”じゃあかん」とか、
能惨ファームのお頭が「負けたら行くつもりはなかった。(放牧時から)馬体が減っていたし、輸送も心配」とか
後から言うなよって感じですが… ハイハイ (´。` ) =3

ディープスカイもぶち上げた挙句に連敗で(こちらは屈腱炎で引退なのでしょうがないんですが)、遠征取りやめましたし。

私も流石に、「凱旋門賞挑戦!」とか言われても、最初から飛び付く気にはなれなくなりました。鍛えられました。どうもありがとうございます。
(○○さんじゃないですが)「どのような遠征プランをお持ちでしょうか?」と確認してからじゃないと、何も言えないし、自分の中で盛り上がることもありません。
ということで、ディープインパクトの遠征詳細がはっきりしてから、こっち(長いねえ)。
そういった意味では、盛り上がっておりません。_| ̄|○

あ、うそ。

カジノドライヴのベルモントSの遠征プランは盛り上がりましたね。(ピーターパンS→ベルモントS)
あと、ダイワスカーレットのドバイWCの遠征発表時のほんの一瞬とか。

後は、それなりです。
盛り下がるのは、特に、凱旋門賞関連。
①ディープインパクトの凱旋門賞直行
②サムソンも結局凱旋門賞直行
③ディープスカイ、春無敗で凱旋門賞遠征発表
④ディープスカイ、結局断念
④ブエナビスタ、札幌記念→凱旋門賞のローテ発表
⑤ブエナビスタ、札幌記念2着で、あっさり断念

もういいですか?

行く気がないなら、最初から言うな!
行く気があるなら、本気で獲りに行け!

だから、日本の競馬は、人が五流なんですよ。
馬は、かなり一流に近づいてきているにも関わらず。

以前、ディープインパクトの遠征前後に、須田鷹雄氏が、「これから様々なアプローチが試みられ、その積み重ねの中で、凱旋門賞遠征、制覇につながる」というような趣旨のコラムを書いていた。
私もその通りだと思ったものだが、その後、日本競馬は、様々なアプローチを行っていない。
サムソンはディープの遠征をなぞっただけであり、その後は、以前のイクイク詐欺に逆戻り。

真剣に獲りに行く姿勢が微塵も感じられない人々に、熱くはなれないんですよ。
勘弁してください。

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2009年3月29日 (日)

DUBAI WORLD CUP DAY

もう、今、このエントリーを書いている時点で、ゴールデンシャヒーンが発走間近だが、流石に、バンブーエールには荷が重いように思う(頑張って欲しいけど)。

ということで、ウオッカとカジノドライヴの好走を期待したい。どちらも実力的には、申し分なし。

デューティーフリーは、かなりレベルの高い面子が揃って豪華なレース。ジェベルハタのような武豊スペシャルを披露しなければ、勝ち負け。

そして、カジノドライヴ。今回のメンバーは、かなり薄い。これなら勝っても不思議ではないメンバー構成。流石に、このメンバーだと勝っても、それほど評価はされないとは思うけど、勝つことに意義がある。

状態も問題なさそうで、悔いの残らないレースをお願いしたい。

という内容を書いていたら、バンブーエールが4着。

評価の難しいところだが、これまでの日本馬最先着ということは素直に喜ぼうと思う。

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2009年1月27日 (火)

ディープスカイ

JRA賞授賞式で、各陣営の遠征計画が明らかになってきた。

http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20090127-454242.html

・・・こういう記事を見る度に、暗澹たる思いにさせられるんですよねえ。

はいはい。勝たないと行かないんですね。

何年前の話だよ。

誰がG1勝たないと遠征しちゃいけないって決めたんですかねえ。

ダビスタじゃねえっての。

そして、春国内3戦。で、その後、どこをどう使うんでしょう?

ディープやサムソンと、どう違うんでしょう?

思い出作りですか?

それならいいです。国内で遠征費用稼いで、海外旅行ですね。楽しんできてください。

日本から応援しますので。

あーあ。

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ドロウジー・シャペロン→中山→ドロウジー・シャペロン③

次に、中山。

久しぶりに○○さんと共に、競馬参戦。非常に楽しい時間を過ごす。ありがとうございますた。

しかし、それとは別に、馬券は中々難しい状況。大体、アレキサンドライトSなど当たっても、ガミる以外の要素一切なしでは、何とか京都メインで、今日の損失を補填するので精一杯。

やはり、現場に行くと、平静ではいられないのか。というか、平静な状況である自宅でも、冷静な馬券判断が出来ていない時点で、説得力はないわけだが。

ともあれ、前回(といっても、十年以上さかのぼる…怖い怖い怖い怖い)も思ったが、駅からスタンドまでが遠いぜ!田舎者の車社会を思いっ切り享受している人間には、あからさまに堪える^^

やはり、都会人は足腰がしっかりしている。

そして、帰りには、乗るべき列車に乗り遅れ。

舞台に遅刻したorz

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2008年12月 1日 (月)

久々に馬券が当たった男が、調子に乗って偉そうにジャパンカップを回顧してみる

ということです。

いやあ、本当に久しぶりに馬券が当たりました。当たりました、と言える馬券が当たりました。JC三連単。

まあ、そんな訳で、偉そうに、JCを語ってみようという、余計なお世話。

さて、私は以前にも記したとおり、血統ビーマーであり、M使い(正式な名称を知らない。ご存知の方いたら、教えて)でもあります。ということで、今回のJCを振り返ってみようと思います。

「JCとは、鮮度とリズムと母父SS」

えー、終わり(爆)。

やはり、以前から言われていた通り、鮮度(フレッシュさと異端ローテ)が最も重要なレースと言うことですね。

最近は、そうでもなくなっていた所があり、多くの方が、忘れていたようですが、再認識させられました。

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1着 スクリーンヒーロー

アルゼンチンからの異端ローテーション。この秋の重賞はこの一戦のみ。復帰戦から条件戦やオープンの特別という軽いところで連対して、リズムを上げた。

非G1の重賞を勝って、ここに臨んだのは、3頭のみ。

スクリーンヒーロー(1着)、マツリダゴッホ(4着)、トーホウアラン (9着)。

明らかに、東京不向き(と思われた)マツリダが4着に粘りこんでしまうというのも、リズムや疲労の差だろうか。

密かに期待したトーホウアランは、秋重賞2戦。そのどちらも連対していたのでは、疲労もさることながら、ダンス産駒特有の飽きが来てしまったのか。圏外。

G1を使っている組が、好走すれば、疲労、ストレス。惨敗すればリズムを崩す。という難しい状況に置かれているのを尻目に、スクリーンヒーローは突き抜けた。

また、血統ビーム的には、この東京開催における母父SSの好走確率の高さは、尋常ではなかったと言う要素は大きい。

このレースでの母父SSは、3頭のみ。

スクリーンヒーロー(1着)、アサクサキングス(8着)、トーセンキャプテン(15着)。

明らかに、能力でもリズムでも劣っていたトーセンは、さておき、アサクサキングスの失速は、前走負け過ぎもあろうし、単純にスローの上がり勝負に向かない自身の特徴も影響したのだろうと思う。

実は、馬単はトーホウとアサクサ頭で買っていたので、余計に身に沁みる^^。

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2着 ディープスカイ

3着 ウオッカ

天皇賞でのダスカも交えての死闘も、記憶に新しい2頭のダービー馬。

ただ、そもそも前哨戦を消化しての天皇賞で、あれだけの接戦を演じ、しかも、レコード決着というオマケつきの馬が圧倒的人気では、頭には出来ない。

それでもこの着に来るあたり、やはりダービー馬ということか。まあ、瞬発力があるで片付けてしまいたくないという気持ちもあるし。

しかし、ディープスカイという馬は、私の想像よりも強い馬でした。申し訳ない。明らかに、後ろ過ぎる位置からの進出ですので、レース後に一番強かったのはこの馬的な意見が出てくるのは、しょうがないかな、と。とは言え、その位置に居てしまったということの限界が言われないのは不公正でしょうね。タキオン産駒の精神的な健全さ(非常に安定した成績)も覚えておく必要はありそうです。ダスカとともに。

ウオッカはやはり、前走の激走の影響があったのでしょう。それでも最後に、マツリダを差し返したのは、底力というべきか、岩田の腕力と言うべきか。

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4着 マツリダゴッホ

既に述べたが、オールカマー1着からの直行。リズムのよさに加え、今期G1を使っていないアドバンテージは大きかったと言うことだろう。それと、脚質が先行というのも大いにプラスに作用した。

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5着 オウケンブルースリ

菊花賞1着から。やはり菊花賞という長距離戦、しかも、前走の後方からのマクり一発なレースは、相当疲労がたまると思う。父ジャンポケが、自身の父程、疲労耐久力が高くないような気がすることからの懸念もあった。

それでも最内枠からの出走で、何とか粘れたか。

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6着 メイショウサムソン

単純にピークを越しているということもあろうし、瞬発力に長けたタイプでもない。

今回のレースには合わなかった。とは言え、石橋とのコンビは、やはりしっくり来る。

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2008年11月19日 (水)

クラシック開放!

11月18日、JRAは、2009年以降の競馬番組やシステムを発表した。

先に、発表されていた「本邦外居住者の馬主登録」についても正式に発表されたが、それ以上に重要な決定は、やはり、クラシック競走の来年以降の二年間での完全開放であろうと思う。

そもそも、パートⅠ国入りが決定した時点で、これは規定路線であったし、個人的には、これでも遅いとすら、感じてはいます。とは言え、スタートしないことには、話は始まりません。今回の発表に関しては、概ね歓迎できるものだったので、安心しているところ。まだ、詳しい要項は発表されていないので、何とも言えない部分は残りますが。

ここで、昨年、私がパートⅠ国入りが決定したことについて書いたエントリーを再録しておこうと思う。

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<2007年3月10日>

そもそもタイムリーなんて言葉とは縁遠いHorseplayerですので、今更、こんな話題。

「開放していないGⅠ(クラシック等)のグレード剥奪」

これ私からすると、「いや、初めからそういう事態になるだろうと思いましたけど」という感じ。

ただ、もともとG1って言ったって、評価してるのは日本人だけで、外国人から見れば、これまで一貫して、リスレッドレース(オープン特別相当)扱いだったわけで、海外の競馬関係者にとっては、元からディープはGⅠ2勝馬なので、格下げっていう表現は稚拙です。

日本人的には、今までもこれからもクラシックレースは、心のG1なんですから、違いはありません。

………ただね、まあ、ある意味、その国の競馬体系を象徴するレースをリステッドレースの地位に甘んじさせておいて、何がパートⅠ国か!っていう話ですよ。

こんなもん、パートⅠ国に承認された時点で、想定されうる事態ですよ。私はてっきりその辺も話がついてるのかと思ってたくらいで。

がっかり。

Gが使えないから、CとかJとかどうでもいいけど、そんなこと考えてる暇あったら、開放しなさいよ。そうすれば、何の問題もなく、GⅠでいけるんだから。

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生産者とか何を恐れているのか、分かりませんが、クラシック開放したって、問題が起こるとは思えないんですけどね。

○第一、参戦があるとは思えない。

クラシックはどんな国の競馬でも、象徴的なレースであって、この時期に、他地域のレースに挑戦する意味がない。現状日本が挑戦するだけの価値を世界に示せていないという部分も大きいが。

○第二、日本馬はかなり強い

仮に、参戦があったとして、そうそう簡単に負けるほど、日本馬は弱くありません。欧米のGⅠ級の馬でなければ、勝負にすらなりません。

そして、第一の理由に戻って、そういうGⅠ級の馬は自国のクラシックに向かうことになると思います。

中には、「ゴドルフィンやクールモアなら、4、5番手の馬で、勝ちに来るかも」と思う方もいるかもしれません。鋭い。その可能性はあります。ただ、再三言っているように、海外の競馬関係者にとって、日本のG1はそれほど意味がありません。そのリスクに対して得るものが少ない。彼らにしたところで、ヨーロッパとアメリカで対抗するだけで、手一杯な印象を受けるのですが、どうでしょう?また、最近では、それぞれ自分達の種牡馬しか配合せず、セールでも相手方の血統に関係した馬は購買しない、とかいう馬鹿げた行動で対抗している彼らに、恐れることはないと思っています。

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私は、原則、全ての重賞は開放すべきだと思う人間ですが、具体的には、どの様な形がいいか、考えて見ます。

流石の私も、なんでもかんでも出走させるのがいいとは思いませんので、最大、3、4頭の出走枠を設定し、開放するという形をとるべきだと思っています。世界の競馬と違い、日本では、フルゲートを越える出馬登録が日常茶飯事ですので、ましてや、クラシックともなれば、誰でも出たいと思うレースですから、それに見合った選定方法が求められます。

今現在、競馬界には、クラシフィケーションという便利なものがありますので、これを使うのが、最も手っ取り早いでしょう。

グレードに応じて、出走資格の数値を設定しておき、獲得しているレーティングで出馬投票をするという形。パートⅠ国であれば、それぞれ各国のレイティングが概ね国際レイティングに追認されるので、その数値で判断。それ以外の国であれば、最初はオープン競走やG3といった辺りに出走してもらって、国内でレイティングを獲得してもらった上で、上位の競走に出走する。というステップを踏めば、日本馬同様に、経過を追えるので、海外の競馬を知らないようなファンも、理解できるし、応援も出来るかもしれません。

こうすることで、冷やかし的な馬の登録は防げるし、ある程度のレースの格を維持する役割も果たします。また、先般のゴドルフィンやクールモアといった大勢力の隠し玉的な馬の出走も抑制できるのではないでしょうか?

あと、これは色々な問題もありますが、日本産馬であれば、外国調教馬でも出走を優遇する、という手もあります。外国産であれば上記の出走資格を求められるが、日本産馬に関しては、日本調教馬同様の扱いにする、というものです。

そうすると日本の競馬に参戦しようとする外国の競馬関係者は、日本馬の購買も含めて、考えるようになるのではないでしょうか?この形であれば、海外調教馬でも日本産馬で、しかも、生産者賞は日本の生産者が受け取るのですから、賞金の全くの流出ということは避けられますし。

まあ、色々ありますが、この程度のことは考えてんでしょうねえ。JRA。そんなことも考えずに、パート1国入りではしゃいでたんじゃないですよね?そう願いたいものです。

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これで、問題が全て解決したわけではないし、売り上げ減少、競馬離れ、といった問題や、競馬の質の問題、海外遠征、海外からの遠征の問題etc。問題は山積しています。

後は、JRAのお手並み拝見、といった感じ。

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2008年11月 9日 (日)

ブリーダーズカップ回顧 -クロスオーバーする世界-

既に、天皇賞、JBCクラシックと見応えのあるレースを見てしまった後だが、ここで、ブリーダーズカップを回顧しておこうと思う。

日本的には、カジノドライヴが惨敗した、ということで、完結してしまっている気がして、非常に暗澹たる思いにさせられてしまうのだが、今回のブリーダーズカップには、非常に重要な要素があったことをここに記しておきたいと思う次第。

各レースを振り返るという形式も考えてみたが、ここはブリーダーズカップクラシックにおいて現出したヨーロッパ調教馬によるワンツーフィニッシュという事象の重要性について語るべきと判断した。これは、アメリカのみならず、ヨーロッパや日本の競馬をも、大きく変動させかねない大きなうねりの序章に過ぎないと私は考えている。

ご存知の通り、クラシックでは、ダート最強馬カーリンが敗れ、ヨーロッパから遠征したレイヴンズパスが快勝し、同じくヨーロッパのヘンリーザナヴィゲーターが2着した。

これは、彼らが強かったという以上に、オールウェザー(AW)、とりわけ、プロライドという素材を使用したサンタアニタの馬場は、アメリカンダートトラックとは似て非なるものであり、それは、ターフコースで必要とされる要素を多分に含むコースであるということである。

つまり、乱暴に言ってしまうと、グラスホースに有利なコースであるということである。

そもそも、AWというコースは、登場した当初から、芝コースに似通ったコースである、グラスホースの対応できるコースである、ということは言われてきた。

現に、この数年、アメリカ国内においては、芝→AW→ダート、ダート→AW→芝という路線変更を成功させる事例が増加してきた。そして、そのノウハウを持って、コースを横断して出走させることは、さして珍しくないことになってきている。

しかし、今回は、よりドラスティックな結果となった。

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今回、私は初めてブリーダーズカップデーをストリーミング放送でライブ観戦することが出来た(本当は、TV放送を見れれば、それに越した事は無かったのだが)。それを見ていて感じたことは、AWにおけるレースの様相が、これまでに見てきたダートレースのものとは異なり、芝のレースのような瞬発力勝負の様相を呈していたということである。

そんな中、クラシックも同様のレースとなり、先行馬を直線で捕らえたカーリンを、後から、ヨーロッパの2頭と定位置の後方に位置していたティアゴが差して来た。

ここで、好走したこれらの馬と、人気を背負いながら、凡走した馬、数頭を比較検討してみようと思う。

まず、史上初めてBCクラシックをワンツーで決めた欧州のトップマイラーの三歳馬二頭。

・レイヴンズパス(牡3歳)

英、J・ゴズデン厩舎。Elusive Quality産駒のアメリカ産馬。2歳デビュー時から、一貫してマイル路線を歩み、セントジェームスパレスSやサセックスSでヘンリーザナヴィゲーターの2着となり、その後、クイーンエリザベスⅡ世Sで、ヘンリーザナヴィゲーターやタマユズといったトップマイラーを降して、GⅠ制覇。直前に急遽出走を表明しての参戦となった。

・ヘンリーザナヴィゲーター(牡3歳)

愛、エイダン・オブライエン厩舎。Kingmambo産駒のアメリカ産馬。2歳デビュー時から、マイル路線のトップホースの一頭として注目を浴び、2000ギニーからサセックスSまで、GⅠ4連勝。<ザ・ロック。ロックオブジブラルタルや<アイアンホース>ジャイアンツコーズウェイの再来かと話題に。シーズン後半はやや失速したが、マイル路線の主役として転戦。比較的早くからBC参戦は示唆されていたが、当初はマイルとクラシックの両睨み。最終的にクラシック参戦となった。

この二頭には、多くの共通点が見て取れる。

芝・ダート兼用の父を持ち、その競走生活はヨーロッパの芝レースに終始し、その距離カテゴリーはマイルであるということ。また、キャリア10戦程度の三歳馬であるということ。

戦績が少ない(といっても、10戦はあるわけだが)三歳馬ということで、適性が固定化されていない、つまり、対応能力が高い状態での参戦となったことも今回の好走に繋がったと言えるであろう。

この二頭の違いは、Elusive Qualityという、アメリカにより適性を示している種牡馬と、どちらかというと欧州に適性のあるKingmamboという差が最終的な着順に繋がったのだろう。勿論、デットーリという騎手の要素も大きかったと思う。嵌った時のデットーリには、どんな騎手でも太刀打ちできない。

次に、3着馬。

・ティアゴ(牡4歳)

昨年からトップホースの一員として重賞戦線の常連だったが、後方からの追い込み脚質もあり、勝ち味に遅い傾向にあった。今回は、馬場の特性と展開、そして、カーリンの失速によって、3着に食い込んだ。そして、いみじくも、ティアゴも距離適性は短めにシフトしている(千八がベスト)。これも今回のレースの重要な要素の一つであろう。

ここで、最も重要な馬。ダート競馬、現・世界最強馬

・カーリン(牡4歳)

結果から言ってしまえば、この馬はダートの最強馬であって、AWの最強馬ではなかったということであろう。そして、カーリンの負け方は、ターフレースである、前々走のマンノウォーSでの負け方と非常に重なるものがある。これは、このAWというコースがターフコースに酷似しているということの証左ともなると思う。そして、これまでカーリン陣営が、AWを使わなかったことは、非常に賢明であったというべきだろう。

距離的なことに関して言えば、この馬はデビュー戦以来、マイル以下を走ったことがない。このことも今回の結果には、影を落としているかもしれない。

次に、芝のトップホースの一頭。

・デュークオブマーマレード(牡4歳)

現在、欧州において、最もファッショナブルな血統といっても良いデインヒルの系統である本馬。昨年までのマイル路線では、堅実ながらも、脇役に甘んじることの多かった馬が、今年距離延長で大変身。春から夏にかけてのGⅠ五連勝は圧巻だったが、凱旋門賞の展望でも指摘したが、この馬の適性は10ハロンから12ハロンにあり、マイルでは短すぎたというのが、今回の結果に大きく影響しているように、今となっては思える。

レースでは、見せ場すらなく、9着惨敗。シーズン後半のアクシデントや、調子が下降気味だったといったことや、4歳という競走年齢で資質が固定化(完成)してきたということも影響しているだろう。要するに、ここは彼の走るコースではなかった、ということだろう。

ここで、日本人的に、取り上げなければならない馬。

・カジノドライヴ(牡3歳)

血統的に大きく注目され、一連のベルモントSに向けた遠征で、日米ともに名を知らしめた馬。ピーターパンSでの完勝から、日本馬によるアメリカクラシック制覇の期待が膨らんだが、直前でのスクラッチ。アメリカ側での厩舎の調教スタイルに関する批判なども出るなど物議も醸した。しかも、結果がビッグブラウンの三冠達成どころか、あまりにも意外なアンチクライマックスなものだっただけに、余計に悔やまれる結果だった。スクラッチの原因となった挫石が長引き、今回のBCへの遠征も危ぶまれたが、何とか間に合い、アローワンスを叩いての臨戦となった。

結果的には、先手を奪うも直線に入る頃には失速。最下位での入線となった。

この結果には、些か落胆もさせられたが(期待の程は、先のBC直前のエントリーを見て下さい)、彼が凡走する要因は、戦前から幾つも指摘されていたし、それらの正当性を私も認識していたので、納得する部分もある。経験の無さ、挫石からの一連の流れ、或いは、今年のキャンペーン自体の問題。そして、本馬のそもそもの実力といった事柄。

ただ、レースの終わった今考えて見ると、しかも、上記の好走馬、凡走馬の分析をしていく中で、思ったことがある。陣営も指摘したAWが向かない、と言う点。私もそれは思う。ただ、それだけでは不十分な指摘で、この馬はアメリカンダートのチャンピオンディスタンス、もしくは、それを越える距離に適性のあるステイヤーなのではないか、ということである。

まあ、単純に、ベルモントSを連覇した兄弟を挙げただけで、事足りることなのかもしれないが、これまでに述べてきたことで、気付かされる事は、

「今年のBCクラシックにおいて必要とされるスピード量と芝適性(芝適応力と言ってもいいかもしれない)に、カジノドライヴは見事に合致していない」

と言うことである。

ここまで述べてきたように、今回の好走馬は、欧州のマイラーである。芝適性について言及するのは、何ら不自然ではない。そして、同じく欧州から遠征したチャンピオンディスタンスホースは全く良い所なく惨敗した。これはマイラーの持つスピード量が要求されていたことを指し示してはいないか。

血統的にも、歴代ダートコースのレースにおいて、チャンピオンを輩出してきたシアトルスルー系の本馬は、レース振りとしては、少ないながらもダート競馬のオーソドックスなスタイルを踏襲している。キャリアやレースレベルの違いはあれど、カーリンのレース振りとも重なる。ということは、このコースのダートコースとの乖離性を証明してはいないか。

そんなことを考えていると、そうでありながら、掛かったにせよ、先行し、一応レースに参加し得たカジノドライヴという馬とチームには、絶望ではなく、幾らかの希望を見出しうるのではないかとも思えてきたのである。

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ここで、タイトル、そして、最初の問い掛けに話が及ぶ。(死ぬほど長くてすみません^^)

今回の結果を受けて、欧州の競馬関係者は、間違いなく、来年のBCクラシックというか、米国遠征のスタンスを変えてきます。

BCだけに話を絞れば、間違いなく、マイルから10ハロンのスピード色豊かな馬(米国風味の血統が加味されていれば完璧)を遠征させるでしょう。オブライエンなどはもう、その候補を考えているかもしれません。ゴドルフィンも既に、トレードする馬の選定や日程を調整しているでしょう。

ここで、日本はどうでしょう?

カジンドライヴの惨敗を受けて、陣営はAWには出走させず、ダートレースを対象とした遠征を示唆しています。正しいアプローチでしょう。

しかし、それ以外の反応は皆無。

私は、今回の結果は、ある意味日本競馬にとって、非常に大きなチャンスが巡って来たと感じています。

それは、やはりSS系というキーワード。

ここで、これまでに見てきた様々な要素を考えてみる。つまり、AWでのクラシックは、芝のマイル~10ハロン程度の距離で必要とされるスピードを持ち、血統的には、ダートの要素を持つというもの。

これはサンデーサイレンス系の馬が多く持つ要素だと思う。

勿論、だからと言って、すぐに勝てるわけが無いという意見が多数出てきそうだが、これまでそのようなアプローチが取られたこと自体、皆無である以上、それは成功するとも、失敗するとも言えない。少なくとも、欧州の二頭の成功から何かを感じ取る気概が無ければ、伝統の欧州と質量のアメリカに立ち向かうことは、おそらく出来まい。

どうも日本の競馬関係者は、「芝でトップに立てば、凱旋門賞」「ダートでトップに立てば、ドバイWC」という単純な理論展開をしているが、よりアグレッシブな考え方をしていかなければ、上回ることは出来ない。

恐らく、現在競馬の中心は、アメリカにあることは、疑う余地は無い。それは、BCというレースに伝統の欧州のトップホースが大挙して遠征している現状を見ても、それは明らかである。つまり、アメリカのレースを制したものが、世界の競馬の覇権を握るのである。

今年、欧州は、アメリカ競馬の本丸に、大きな風穴を開けた。

それは、日本競馬にとっても、チャレンジする価値のある結果を導き出している。勿論、アメリカも黙ってはいないだろう。AWの競馬場を減らすというような、乱暴な手段をも使ってくるかもしれない。

今、世界の競馬は、芝、ダート、AWというカテゴリーの垣根を越えて、大きく動き出そうとしている。

ここに日本の競走馬が、果敢に挑戦する姿を私は見たいのだ。サンデーサイレンスの血を持った日本馬が、アメリカのAWのトラックを雄々しくトップで走る抜ける姿を。

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2008年10月27日 (月)

凱旋門賞2008 検証2 -レースの検証-

今更ながら、今年の凱旋門賞を振り返ってみましょう。

といっても、単なる一素人の戯言。ということで、優しい気持ちで(爆)見てくだされば、重畳至極。

まあ、今年の凱旋門賞は、結局、最初から最後まで、ザルカヴァのためのものでしたね。実際、中団、ほぼ後方の位置取りから、直線馬群を割っての堂々の差し切り。 アレフランスの再来やら、30年に1頭の名馬、といった戦前の評価も、史上最強牝馬という称号に格上げされそうな状況ですね。
そのことに異論はありません。あのレースで、優勝に相応しいレースを展開していたのは、ザルカヴァ1頭だったと思っていますので。たとえ、ゲートが開く瞬間に、ゲートの係?にお尻を叩かれても。最後の直線で彼女の進路を誰も塞がなかったとしても。ホームアドバンテージの範疇なんでしょう^^

ただ。それ以降の馬。つまり2着以下については、どうでしょう?

ユームザイン、イッツジーノ、ソルジャーオブフォーチュン、ヴィジョンデタ。

どれも弱い馬ではありませんが、取り立てて強い馬とも思えません。

そして、これらの馬は、殆どが先行して、粘り込んだ馬達です。

つまり、このレースはザルカヴァを除いて、前残りのレースだったということですね。直前の雨等で馬場が悪化していた可能性も十分考えられます。勿論、その中でも差し切った(それも、余力残しで差し切った)ザルカヴァは次元が違うのでしょうが。

それと、馬場が悪化したことで、デュークオブマーマレードの力が削がれた事も大きく影響していると思いますし。

こう考えると、今年の凱旋門賞のレースとしての評価としては、さほど高いものという判断は出来なさそうです。

そして、レーティングでは、ザルカヴァの凱旋門賞で127、セックスアローワンスで130というもの。これは妥当な評価だと思います。普段、首を傾げたくなるようなレーティングの付く事も多いのですが、今回は、とても妥当なものだったと思います。

非常に平均的なレースに、一頭スーパーホースが混じっていたそんなところでしょうか。

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2008年10月26日 (日)

チーム・カジノドライヴの挑戦 -問われる日本競馬-

遂に、カジノドライヴのBCクラシック出走が、数時間後に迫った。

ここに至る過程で、物議を醸すようなものも含め、様々な問題があったが、どうやら今回は無事出走に漕ぎ着けられそうで、その点においては何より。

ひとつ大きく不満があるとすれば、日本馬が、しかも、当地でもそれなりに人気している有力馬として出走する日本馬がいるにも関わらず、日本での中継がないという点であろう。

恐らく、放映権料の問題があってのことだと思う。想像するに、BCクラシック単体での放映では契約できなかったとか、一括での放映権料がとても高額だったといったあたり。致し方ない部分もないわけでもないが、グリーンチャンネルでも対応し切れなかったというところに、認識の問題を感じざるを得ない。

そして、今回の遠征に関しては、というより、「カジノドライヴの遠征全般に関して言えることだが、

「メディア・関係者・ファン揃って、熱量が少ない。」

勿論、各自価値観が違うことを否定するつもりはない。

そんな中で、この特殊な事情を持つこの馬を応援するのは、いくつかの前提を承知できるかにかかっていることも承知している。

「新馬戦一度しか日本で出走していない馬を日本馬として認識できない」

「血統も走っているのもアメリカなのであれば、何故アメリカの厩舎に入厩させないんだ」

「騎手も日本人でない時点で、応援する気になれない」

「馬主・調教師のやり方が分からない」etc…

ある部分では、そのとおりだとも思う。私も以前から、このオーナーが藤沢厩舎に入厩させる馬の血統を見て、「何がしたいのか」理解に苦しんでいたことも、まず、告白しておく。

しかし、オーナーのインタビュー記事を見て、一応の納得を得た。

「世界の主流血統の馬を、日本人のチームで、世界の大レースに挑戦し、制覇する」

なかなか珍しく、難しいことを設定したものと思うし、その前に、幾つかのステップを踏めば、多少の理解を得られるのではないか、と思うところもある。

しかし、確かに、ある意味非常に面白い試みであることも事実だ。

これは、競走馬という部分を、その地域の最良のものを手に入れることで、解決するという手法。普通のオーナーは、ここで、地元の調教師に預けることで、より確実で効率のよい方法を目指すのに、このオーナーは、藤沢厩舎に預けて、そこから遠征するというプロジェクトを選択した。

このプロジェクトを批判することは簡単だが、どのような馬を所有し、どの調教師に預け、どのような構想で競争生活を送らせるかは、馬主の専権事項である。

そして、この試みで浮き彫りになるのは、日本の競馬関係者が、世界のトップクラスにどれだけ近づいているかを計る試金石となるということ。

ここ数年の一連の海外遠征において、浮き彫りになったのは、日本馬の急激なレベルアップに日本の競馬関係者が追いつけないということ。つまり、人間が世界レベルには達していないということである。調教師・騎手・馬主、全ての分野で立ち遅れていることを、思い知らされる日々であった。

そして今回。

ここで、このブリーダーズカップクラシックという間違いなく、世界最高峰の一つである場で、間違いなく、世界最強の馬であろうカーリンと、芝であればトップの一頭に数えられるデュークオブマーマレードと共に世界最強を競う場で、日本競馬のある意味での到達点を証明する。

そんな瞬間。

ワクワクしませんか?

私はその瞬間をPCの前で、待ち構えます。テレビの前ではなく。

そのことに日本の競馬関係者の立ち遅れを感じざるを得ません。

意識という部分において。

ファンも含め、世界のスタンダードに近づくのはいつになるのでしょうか?

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